仙台の街

2011年8月26日金曜日

復興支援-みやぎ。いろいろがんばっています!

来月の11日で、3.11震災から6カ月。
早いもので、半年が経過します。

東京や、大阪などの都市部では、災害の印象もだいぶ薄まってきていることでしょう。
(東京と言わずとも仙台市街地でも、日常は変わらない暮らしになってきています。見掛け上ですが)

しかし、直接被災地域はいまだに何も進んでいないかのような現状に包まれています。
きれいになった道路のわきには、がれきが残っていますし、田んぼの中には車が残っていたりします。
そんな光景を見るたびに、“どよ~ん”とした気持ちになってくるものです。

それでも、前を向いて進んでいく必要はあります。
それぞれに、出来るところから進んでいくという感じです。
力のある方から、出来ることを実践していくっことでしょうね。

そんな元気を出していく方々に、みやぎの地場工芸品の復興支援をしている方々がおります。

手のちからkibouプロジェクト”!



ガラス工房-GEN- 酒器

工芸品は、自然と共生し地域の暮らしを支える重要な産業でした。
いつしか目覚ましく発展した工業製品に押しやられている感はありますが、今でも人々の生活に存在する意味を変えながら、息づいているものです。

ふとひと肌を感じたい瞬間ってありますよね?

そんなとき、みやぎの工芸品を手に取ってみていただけるとホッとするかもしれません。

みやぎから、手のひらのぬくもりを感じてみてください。

地元人として、私も応援しています。

2011年7月19日火曜日

東北六魂祭の日に

7/16,17と仙台では東北の夏祭りを一堂に集めた東北六魂祭が開催されました。

 東北の夏を彩る各地の祭りが一カ所でみられるということで、10万とも20万ともいわれる観光客の方々が集まったようです。

 メインストリートは、沿道ばかりではなく演舞の舞台となる路上にも人が溢れて大変でしたね。

 そのメインストリートの南側1kmぐらいの所に、トラストシティのビルがあり、その前の広場で東北復興祭がつつましやかに行われていました。

 小さな広場でのイベントでしたが、3.11で被災した東北の各地を応援しようと、いくつかの団体さんがテント出店していましたね。

 なかでも、被災地宮城県山元町から出店してきていた佐藤蒟蒻店さんは頑張っていましたよ。

 この日も真夏日の暑い日でしたが、汗だくで声を上げていました。

 わたしも、三陸にほど近い登米の農家レストラン(?)のおとうさんが出していた野菜ムースと佐藤蒟蒻店さんの玉コンをひとつ。

 ビール片手に食べたら、どんなにかおいしかっただろうか?

 そして、こんなときに頑張っている明成高校食物科有志による「仙台白菜」のPRコーナー。

 生徒達と先生が、仙台白菜のルーツから仙台の伝統野菜を知ってもらい仙台農業を復興しようとがんばっている姿が印象的でした。

 仙台白菜をもっと知りたい方は、明成高校調理科のオープンスクールでも行ってみよう!
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2011年7月8日金曜日

もうすぐ4ヶ月ですね!

今日は、7月9日。

もうすぐ、3.11から4ヶ月ですね。

雪の舞う寒いあの日から考えると、時の経つのは人が思っているよりずいぶん早く、

季節はすっかり夏です。

東北は、まだ梅雨明けしていませんが、おかげでじめじめとした蒸し暑い日が続いています。

今日、あすと長町にある仮設住宅の集会所で入居者のための「ふれあいサロン」を行いました。

午前中に、教会系のボランティア団体が持ち寄ってくれた物資提供、午後には長町地域で活動するまちづくりグループ「ながまちまざらいん」主催のコーヒーサロンでした。

あすと長町の仮設住宅には、仙台市内だけでなく東北各地の被災地から仮の住まいとして選択した120世帯ほどが入居しています。

2次募集で入居された方も、入ってから1ヶ月近くになるので、だいぶ落ち着かれているようです。

それでも、支給されると説明を受けた日用品等の生活物資がまだ手元に届いていない方がいるようで、今の生活をどうしようかと話していました。

この蒸し暑さです。洗剤なんかが無かったら大変ですよね。

長町の仮設住宅は、非常に便利な場所にあるので買い物には不自由しないのですが、収入が不安定な入居者の方には少しでも節約して行きたいはずです。

日常の生活を支える支援物資は、タイムリーに提供できるといいのでしょうね。

日常を取り戻すのに抱える問題、生活、街作りと課題だけが積み重なっていくように見えてきます。

今、必要なものをタイムリーに解決していく枠組みと生活をしていく視点が求められています。

出来ることから、解決していきたいですね。

2011年7月4日月曜日

みやぎの農業もがんばる!

7月に入りました。

今月は、震災から4ヶ月目ですね。

普段の生活は、もうだいぶ落ち着きを取り戻していますが、沿岸部を中心にした被災の激しかった地域はまだまだ大変です。


仙台市の中心部、勾当台公園広場では

[がんばるみやぎの農業フェア]

なるものが開催されていました。(全農宮城主催)

津波被害を受けた沿岸部は、漁業も大変ですがそれ以上に農業も大変な状況です。

その状況から少しでも前進していく姿が見れたのは、大変嬉しいことでした。



人々が生きていくためには欠かせない食料。

その食べ物を供給してくれるのが、漁業であり農業である生産者です。

そんな生活を支えてくれる生産者を、がんばる農家を精一杯応援していくことも、

私達の復興支援ですよね。

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2011年6月13日月曜日

今、被災地では

6月11日で、あの震災から3ヶ月が過ぎました。

各地では、3ヶ月を過ぎた区切りのイベントも行われていましたね。

今日、津山の道の駅へ今後の仕事に繋がるリサーチに行ったので、その足で志津川、歌津、気仙沼の市街地を見て回りました。
この地域は、本当にまだまだ街の形すら見えてきません。
このまま、市街地は戻るのだろうかと不安な日々を送るのも無理がありません。

でもね。

あるんです。

大地の先に、豊かな海が。

今日は、天気も良かったので、その海がちょっと誇らしげに笑っているようでした。
大丈夫だよと、言っているようでもありましたね。

日本の食卓を支えてきてくれた芳醇な自然は、まだまだ我々を見放してはいないようです。

今、私達東北人は試されているのかもしれません。

しっかりと一歩を歩めと。

東北が培ってきた自然の恵みを、精一杯活かした新しい食文化の一歩を早く進めたいとも思います。

もう少しです。

がんばりましょう!

2011年6月2日木曜日

復興への志

6月に入りました。

季節は、梅雨に入ろうかというところです。

ここ宮城では、この時期田植えもひと段落し農家の皆さんはつかの間の休息時期。

でも、今年は青々とした苗が見られるのはほんとに一部の田んぼになってしまっています。

沿岸部は、まだまだ状況が動かないところが多いです。

そんな中、復興への烽火もあちこちで上がっています。

石巻市では、漁業復興へ共同会社が立ち上がりました。

多くの方々の支援を、みんなで分け合って互いに立ち上がろうということのようです。

仙台市の中央卸売市場の側には、市場場外市場:杜の市場がオープン。

数件の産直野菜販売と鮮魚店、総菜屋、カフェなどが軒を連ねています。

立場的に弱いとされる1次産業、フットワークの軽い3次産業が手を組んで

必死に復興への歩みを進めているようで、大変心強い感じです。

これをきっかけに、みんな生きる力を再度もっていきましょう。

2011年5月21日土曜日

農業の再興へ

3.11の大震災から2ヶ月以上が経ち、被災地でも比較的に被害の軽かった内陸部では平静を取り戻しているようです。

でも、見えないところでは震災の爪痕はまだまだ残っていますね。

今回の震災は、津波被害が甚大だったので揺れによる被害は報道も軽くすませているという感じが見受けられますが、都市部のあちらこちらでも震災の後は残っています。

4月の末には、仙台の南部、長町地区にあるあすと長町の保留地内に仮設住宅が建ち入居が開始しました。

仮設の場所と避難先の希望者の関係で1次入居は25世帯と少なかったものの、やっと自分たちだけの空間で再スタートを切った家族の方々が生活を始めました。

都市部で建物被害を受けた方が多いように感じましたが、中には農家だった方もいらっしゃるようです。

狭い仮設住宅の敷地内で、体を動かせないことをもどかしく思っていらっしゃいます。

今回の震災での被害特徴は、津波です。

この被害の甚大さは、沿岸部へ出向くと未だに散々たる光景が残っています。

沿岸部というと漁業の街、地域というイメージが強いので、マスコミ報道では漁業関係の報道が印象に残ります。

しかし、宮城県でも南部地域に行くと農耕地帯です。(漁港もあります!)

広大な面積の農耕地が津波を被って、荒れたままです。

地域的に原状回復をあきらめる地域もあるでしょう。

しかし、宮城県の農業でこれだけ広大な面積の農耕地をカバーしきれる耕作地が残っているでしょうか?

どれだけの耕地と被災農民が復興へ意欲を持ち直してくるかは分かりませんが、

日本の農業が沈んでいる現状から新しく起ち上がる機会かもしれません。

マイナスからとは考えず、新しい出発点と捉え、知恵を絞っていきます。

2011年5月17日火曜日

やっと少し前進したかな?

こんにちは。

このブログを更新再開してから、1ヶ月が経ちました。
なんか、更新がとろくてもどかしいです。(自己嫌悪…)

3.11から2ヶ月が経ち、街のアチコチは平穏な日々になってきていますが、
甚大被災を被った沿岸部は、いまだに手つかずの状態がアチコチに残っています。

この現実から復興していくことへの誓いを企てていましたが、今日やっと少し前進したかなあって状態です。
(この時間感覚がもどかしいですが)

これだけの災害ですから、なかなか思ったようには進みません。
それはわかっています。
わかっていますが、被災地の現況を見ると、
早く、一日も早くなんとかしないとって焦ってしまうのですね。

それでも、一人の力でできることなんてちっぽけなことですよ。
でも、その力を何人か束ねれば、出来ることも大きくなってくる!ハズです。

あまり、大きな事を考えるとちっとも進みませんから、出来ることから進みましょう。

ひと月後は、もっと進んでいると思います。

きっと…。

(進んだ内容は…。もう少し後で)

by mock

2011年4月19日火曜日

いよいよ始動!

おはようございます。

今日は、4月19日火曜日(日本時間)。
早いもので、震災から1ヶ月と8日が過ぎます。

まだまだ震災の爪痕は消えませんが、それでも被災地では明日も見て起ち上がってきています。
その想いを、もっと全国に発信していこうと思います。

支援していただいた方々へ、自らの想いを伝え、行動することが次の一歩になると信じています。

さあ、がんばっていきましょう!東北!!

2011年4月16日土曜日

3.11大震災から1カ月が過ぎ…

2011.3.11に発生した、宮城県は金華山沖を震源とするM9.0の巨大地震、そしてその地震を引き金に発生した大津波。
一瞬にして被災地域を一変させた大震災でした。

あれからすでに1カ月以上が経ちます。

被災地でも被害の少なかった都市部にいると、だいぶ落ち着いてきている気もします。

しかし、被害の甚大だった沿岸部では、まだまだ被災中なんです。
何もかも掻き取られた海岸沿いでは、空が広いんです。
今までこの地方の砂浜の風景を象徴していた松林が、無くなっています。
広々としたシーサイドロードは、気持ちいい風景ではなく、怖さを感じます。
震災の日にその地にいなくても…。




ここまでは、中央、地方分け隔て無く多くの報道陣、救援、ボランティアの方々が被災地を訪れ、様々な報道、支援を頂きました。

でも、まだその現状を知られないままの地域は多いのです。
これだけ広範囲に被災すると仕方がありませんが、それでもそこには人々の生活があります。
地元を愛する心意気があるんです。

今はまだそんな気持ちにもなれませんが、自然災害は地球からのメッセージでもあると思います。

今回のこのメッセージをどう受け止めるかで、これからの生き方は違ってくるでしょう。

しっかりこのメッセージを受け止め、20年後の宮城を、東北を作っていきたい。

とりとめもないメッセージになりましたが、ブログ再開の第一声でした。

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