仙台の街

2014年11月9日日曜日

仙台から大工職人を育成する!

仙台だけでなく、太平洋側の東北4県は復興の真っ只中にあります。

住宅事情の復興もだいぶ進んできていて、公営住宅の建築も含め住宅の建築棟数は震災後右肩上がりで増えている状態です。
 
まあ、それは復興意欲が旺盛に進んでいるということなので喜ばしいことなのですが、その仕事を支えて行く職人さんが不足している状況です。
一時は震災復旧の仕事を求めて全国から人が押し寄せてきましたが、その状況がひと段落してきた現在は、皆地元へ帰って行き地元の職人が残った仕事を頑張っているというところです。

住宅業界だけでみると震災前も震災後も人手不足と言うことには変わりはありません。
ただ、震災前は仕事も激減していたので需給のバランスは成り立っていたのかもしれません。
そんな中で、腕と経験のある棟梁がいなくなってきていたと言うのが現実だったのです。

仙台で木造軸組工法という在来工法による住宅建築を請け負っていた工務店が、日本の培ってきた木造建築技術を持った大工職人がいなくなることへの危惧から、大工塾を始めました。

今の住宅建築は、工場で部材をある程度組み立てて現場では組み立てられた部材を組み合わせるだけで作られている家が多くなっています。プレファブリック工法というものですね。
これだと、品質は安定はしますが、自由度はあまり効かない、改造する時に制約が多い、など不便も起きてきます。
 
そして、何より重大なのが、リフォームをしようとした時に最初の工法の設計思想を理解できない職人が増えてきますから、家の構造を理解していないで工事を進めるというような危険なリフォーム工事が増える可能性が大きくなってくるということですね。安全な工事ができる職人がいなくなるということです。
 
これは、私たちにとっては不幸なことです。
家の構造はしっかりしているので、基本を継承しながら自分たちの生活に合わせたリフォームをしようとしても、信頼できる職人がいないために、私たちの望むような暮らしの空間を作り得ないということにつながります。
まあ、実現するとしたらスクラップ&ビルドという考え方になってしまい、常に高価な家に住まわなければならないということになることも考えられることになります。

今の生活からは、まだ危機感は薄いかもしれません。しかし、将来安価に豊かな暮らしを実現させるためにも、今からしっかり考え、対応する仕組みをつくっていかなければいけない課題です。

大工塾。

私たちの将来に向けて、しっかり育てて行きたい取り組みです。
(写真は、大工塾での座学の様子。11/9に開催されました。多くの市民が熱心に参加されていたのが印象的です。)

大工塾へのお問い合わせは、
一般社団法人宮城県建築士会 電話番号:022-298-8037 FAX番号:022-298-8038
もしくは、
NPO法人匠の右腕 http://rtakumi.org/
まで。

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