2011年3月11日に発生した東日本大震災から3年半を経過した今、東北の被災地は一歩一歩前へ進んでいます。
まだまだ進めない地域、状況もありますが、それでもそこに暮らす人々は着実に日々を乗り越えるために前を向いています。
10/3(金)の河北新報23面に寄稿された「東北復興日記81」では、地域コミュニティや市民活動から人々が主体的に復興への歩みを考えるプロジェクトデザイン講座「とうほくの美しい未来創造塾」について寄せられていた。
実際に被災地を中心に活動されている事例を学び、参加者自信が何ができるのかを学び、共に実践して行くことを期待する講座のよう。
こうした取り組みは、甚大な被災から立ち上がるプロセスを伝え続けることと、人々の体に復興へのエネルギーを刻んで行く作業として重要になってくるように思う。
巷では、もう3年以上も経過して復旧も復興も過去のことのように扱われている場面が多くなっていると思う。それ以上に東北以外の各地で新しい災害や脅威にさらされている。「東北の復興だけが日常じゃない。」と言われても仕方が無いだろう。しかし、東北は、あの大震災を身を持って経験した当事者なのだ。私たちは、私たちは自身でこの復興のプロセスを積み上げ、記録して行く責務があるはずなのだ。
震災からの復興プロセスは、復興への道のりでは無くなっていると思う。新しい東北
の創造と言うように、2011年から新しい日本を築いていくプロセスなのだ。
復興を悲観することなく、自分たちの手で新しい地域社会を創り出せる喜びを共にかみしめながら、汗をかいていきたいとも思う。
新しい東北創造に、もう一歩踏み出してみよう!
0 件のコメント:
コメントを投稿