ソチ・オリンピック、フィギアスケート男子で金メダルに輝いた羽生ゆずるさんの凱旋パレードが、仙台市内で計画されています。
すばらしいことですね。
羽生さんは、生粋の仙台っ子。
その羽生さんの活躍に、胸を躍らせた宮城県民は数知れません。もしかすると、宮城県民230万、全員があの感動を共有したのではないか!とさえ錯覚してしまいます。
そんな羽生さん。多くの方と祝福を贈りたいものですね。
4/16の新聞朝刊に「苦戦」の見出しで、パレードの実施費用についての記事が掲載されていました。
羽生さんのパレードを実施するのに、5,000万円ほどを見積もっており、その費用は現在半分程度しか集まっていないということです。
この数字には大いに疑問がもたれます。
このパレードは、東二番町通りのみずほ銀行前から勾当台公園までの区間で行うこと。
パレード対象選手は、羽生さん一人であること。
この条件で、昨年11月に行った東北楽天ゴールデンイーグルス優勝パレード時の警備体制を参考に費用を積算していることは、大きな違和感を感じます。
後に聞いてみると、昨年の楽天パレード時も警備体制が増強されるので最終的な費用として1億6000万円と積算していたようですが、警備の中身は地元での対応ではなく東京から人員を引っ張ってきて対応せざるを得なかったから費用がかさんだというのです。
地元民がお祝いしたいから、警備は東京から?
これは、ちょっと筋違いでは?と感じます。
地元でお祝いを計画しているなら、地元の人で手作りをしていくのが東北ならではの質素なお祝いではないでしょうか?
もし、今回もその論理で経費がかかるというのなら、地元の皆で手分けして警備しましょうよ。
仙台出身の金メダリストをお祝いするパレードなのですから、地元の皆で実施しましょ。
それが、羽生さんへの礼儀でもあると思うのは、私だけでしょうか。
荒川静香さんがトリノで金メダルを取ったときのパレードは、900万ほどの費用で済んでいるそうです。
今回のパレードにしても、その程度の費用で十分実施可能なはずです。
実行委員会は、費用を集めることだけでなく、質素でありながら地元が暖かくお祝いできるパレードを計画してほしいと願います。
(決してお金をケチっているのではないですからねえ~!実行委員の皆さん。)
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